ライバルは外資系
2019/3/7 13:28
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埼玉県警サイバー犯罪対策課のインターンシップで、パソコンの解析に挑む学生ら=1月、さいたま市
匿名性の高いネット空間「ダークウェブ」で日夜行われる違法取引、繰り返される不正アクセス―。これらのサイバー犯罪に対抗するため、埼玉県警が専門捜査員の確保に力を入れている。企業と人材の奪い合いになる中、技術者に魅力的な職場をPRできるかどうかが課題だが、体育会気質のイメージがネックに。優秀な人材を呼び込むため、あの手この手で訴えを強めている。(共同通信=沢田和樹)
「皆さんはダイヤの原石です。IT企業では埋もれるかもしれないが、うちに入れば間違いなく輝きますよ」。1月下旬、埼玉県警サイバー犯罪対策課が理工系の学生に限定して開いたインターンシップ。熱心に耳を傾ける大学生らを前に、担当者が語り掛けた。
この日はインターネットバンキングの不正送金事件を題材に、押収したパソコンから事件の手掛かりになるファイルを探し出す作業などを体験した。日本工学院専門学校3年の大島倫さん(21)は「内容が深く志望度が高まった。知人がLINEを乗っ取られたことがあり、警察のホワイトハッカーになりたいと思ってきた」と話した。
埼玉県警サイバー犯罪対策課のインターンシップで、学生の質問に応じる警察官(左)=1月、さいたま市
▽交番勤務から
「ドラマや映画を見てサイバー捜査に憧れる若者は結構多いんですよ」。そう話すのは情報通信研究機構(NICT)で人材育成を手掛ける園田道夫さん。ただ、その若者が実際に警察を目指すかどうかは別の話だという。「待遇や体育会気質の現実を知ると、ためらわざるを得ないんですよね」
民間からの経験者採用でサイバー捜査員を募集する警察が多い中、埼玉県警はIT資格を持つ大卒、大卒見込みの採用枠「サイバー犯罪捜査Ⅰ類」を設けている。技術力と捜査力を兼ね備えたサイバー捜査員のエースを育てるためだ。2017年の試験に合格し、18年から勤務する第一号の警察官は今、警察署にいる。専門枠だが、警察学校で柔道などを教わるのは他の警察官と同じ。交番や警察署勤務を経るのも同じで、専門能力を発揮するまでには3~4年掛かるという。
何も知らん中年警官が上にいてサイバー犯罪取り締まれるわけないだろ
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Source: 暇人\^o^/速報
サイバー捜査員募集 まず交番や警察署勤務を4年